2022年05月
産業医としてスタート
南和地域がん治療連携Webセミナー
今日は南和地域がん治療連携Webセミナーの特別講演の座長の依頼があり、夜診を名誉院長にお願いして、南奈良総合医療センターまで行ってきました。南奈良総合医療センター外科の植田剛先生に講演して頂きました。主に開業医の先生方を対象としたお話で、「大腸癌で困らないために知っておいてほしいこと」というタイトルで、大腸癌の疫学・検診・検査・ステージや治療と幅広く、かつ分かりやすくお話し頂きました。まずは検便(便潜血検査)が重要です。40歳過ぎたら毎年行ってください。陽性の場合は必ず大腸の精密検査を受けてください。大腸癌検診受診率(40-69歳)は全国平均でも41.6%と50%にお達しておらず、奈良県の受診率はさらに低く30%台です。これではだめです。大腸癌検診としての便潜血検査は簡単にできますので必ず受けましょう。



