今日は奈良市内で奈良県胃腸研究会があったんですが、午後から心斎橋に向かいました。内痔核の講演会があり、以前から出席届を出していたので、聞いてきました。
ALTAというのは硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸(ALTA)を患部に注射し、痔核を直腸の粘膜に固定・退縮させることで痔核の脱出・出血症状を改善する治療法です。いわゆる切らずに治すというやつですね。当院でも以前から日帰りで行っており、注射した直後から脱出症状がなくなる優れた手術方法です。
最初に堺市内で開業されている なかむら胃腸肛門クリニック の中村先生の講演で土庫病院の非常勤医師でもあり、いつもお世話になっている先生です。痔核の日帰り手術の内容で参考になるお話でした。そして特別公演は学会等でいつもご講演されている有名な東辻仲病院の松尾先生のご講演でした。肛門の解剖からALTA療法の実際まで幅広く分かりやすく教えていただきました。
講演終了後は、懇親会にちょこっとだけ顔を出し、その後久しぶりに行きつけの焼き鳥屋で食べて帰ってきました。




