今日は午後から鴨都波神社にて御所市の学術講演会がありましたので、聞きに行ってきました。奈良医大の消化器内科・吉治仁志先生の講演で、かかりつけ医としての肝炎治療のお話でした。肝炎の講演は全体を通して興味深いものでしたが、日常診療に直結する問題として、日本人の糖尿病の死因に慢性肝疾患が第1位である事は頭に入れておかないといけません。特に糖尿病は癌の合併が多いことはいわれていますが、特に肝癌・膵癌のリスクが2倍になるということです。普段の外来検査ではHbA1c値や血糖値が気になるところですが、時々肝機能採血はもちろんですが、エコーやCTも必要です。特に急に糖尿病のコントロールが悪くなった時には精査も必要です。


ついでに庭の植えてる葉っぱは大きくなってきたけどあんまり変わりばえしないのです・・・・。
