これまで当院は有床診療所として入院診療を行ってまいりましたが、諸般の事情により平成27年3月31日をもちまして入院病棟を閉鎖することになりました。これまで当院における入院診療にご支援いただきました地域の皆さま、関係者の方々に深く感謝、お礼申し上げます。
今後は今まで以上に外来診療、訪問診療・看護、健康診断などのサービスの充実に努めてまいります。外来部門におきましては、大腸内視鏡検査の枠を増やし、より多くの検査・処置を行っていく所存です。特にポリープがあった場合には、今まで通り切除を行います。ほとんどの場合は日帰りで処置可能と考えております。
また日本の現在の内痔核手術の治療法のほとんどは切らずに治す硬化療法(ジオン注射:ALTA療法)になってきており、需要が高まってきておりますので、今後も可能な限り日帰りで手術を継続していく予定です。
地域性から高齢者の患者様・在宅の患者様が多くいらっしゃいますので、今まで以上に訪問部門を強化していきます。
そして、これからの医療は治療医学から予防医学へと変わってきており、健康診断やがん検診が大切になってまいります。この分野にも注目し、力を入れて皆様の健康を維持できるよう努力して所存ですのでよろしくお願いいたします。
今後も地域の皆さまのお役に立てるよう努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。