2012年03月

 京奈和自動車道の一部、橿原高田I.C.~御所I.C.が開通しました。3.7㎞と短いですが、さっそく昨日休日診療の帰りと、今日の出勤で走ってみました。新しい道はきれいで気持ちいいものです。
 実際には少し時間の短縮もあり通勤には便利?かなと。ちょっと回り道だけど、当院から北へ行くときには非常に時間の短縮になり便利になりました。圏外の外来患者様もたくさん来院していただけたらと思います。橿原市や高田市在住の方は比較的近くなったのではないでしょうか。
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 東日本大震災発生して今日でちょうど1年になります。決して忘れられない、そして忘れてはならない出来事でした。これまで1万5854人の死亡が確認され、今も3155人の行方が分からないという。そしては避難生活を余儀なくされている人は34万3935人とのこと。東京電力福島第一原発の事故では、その処理に追われまだまだ課題は多い状況です。
 犠牲になられた方々に心よりお祈り申し上げます。また被災された皆様とそのご家族様に改めてお見舞い申し上げます。この「奇跡の一本松」のように力強く、一日も早い復興と、被災された皆様が元の暮らしを取り戻せることを、心より願っております。

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 今日は午前診終了後、すぐに大阪に向かいました。大阪アルツハイマー病研究会というもので初めて参加しました。この分野は専門外の領域ですが、これを機会に知識を深め、臨床の現場に反映したいと思います。専門外とする開業医の先生から大学病院・総合病院の専門とする先生方まで幅広く参加されており、なかなか熱心な研究会でした。
 今、このアルツハイマー病の分野では新しい治療薬が多く開発されてきたので、その特性を生かしながら上手く使い分けをしなければいけません。そのためにも外来での診察だけでは不十分で、地域密着型の診療所という立場を生かし、時には外来の枠を超えて、患者さんはもちろんのこと、介護にあたる家族・介護スタッフとの連携を十分に取り、本当の病態を把握する必要があると思います。そんなことを痛感しながら講演を聴いてました。
 アルツハイマー病の予防に関しては、症状が出現するもっと早い段階からその変化が現れているようで、その時期から診断できるようなマーカーなどが開発されれば予防も期待できる様です。早く臨床に反映されればと思います。イメージ 1

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