2010年06月

 梅雨のこの時期はジメジメしてなんともうっとうしいいやな時期です。梅雨がやってきて、湿度が高くなると、物が腐りやすくなり、いわゆる食中毒の発生しやすい季節です。この時期には食べ物に気をつけ、楽しい食生活が送れるようにしましょう。
 
以下ウィキペディアより抜粋
 
食中毒には数多くの原因菌等があるがその中の代表的なものを以下に示す。
2006年度は、患者数別では、ノロウイルスカンピロバクターサルモネラ属菌の順であり、この3種が8割を占めた(厚生労働省 2007)

細菌性食中毒 [編集]

  • 毒素型 - 細菌産生毒素の生理活性による食中毒。食品摂取時点で細菌類が不活化していても発症するため、抗生物質は不効。毒素が熱分解に弱い場合には加熱により不活化する。
  • 感染型 - 感染により体内増殖した細菌が病原性をもつことにより発症する。
    • 腸炎ビブリオ - 夏期の未加熱魚介類、刺身、シラス等。海水の常在菌、発生ピークは6-10月。
    • サルモネラ属菌※ - 鶏卵、鳥肉→とくに夏期の自家製マヨネーズ、アイスクリーム。※腸チフス・パラチフスは除く
    • カンピロバクターカンピロバクター症 - 鶏肉、鶏卵、生乳、牛刺し、レバ刺し。家畜・家禽類の常在菌であるため、その生食にリスクがある。潜伏期間が2~7日と長い。近年、鶏肉の生食と関連するギラン・バレー症候群が注目されている。特に予後不良例が多いことが報告され、焼き鳥のレアを回避するよう注意喚起がなされている[要出典]
    • 病原性大腸菌; 大腸菌参照- 原因食品の傾向をつかみにくい。 病原性を呈する大腸菌群全体を示す。→腸内での増殖、毒素産生をまつことから感染型に分類する諸家もいる。腸管出血性大腸菌O157(感染症法3類)がきわめて有名だが、感染症扱い。また、感染症にひきつづくベロ毒素(O111, O26他)による合併症TTP, 溶血性尿毒症症候群(HUS)も、用語としては一般的に「食中毒」として取り扱わない。接触感染することから、二次感染症との識別が極めて難しい。
    • リステリア属菌、食肉加工食品、生乳製品。潜伏期間は平均すると数十時間とされているが、患者の健康状態、摂取菌量、菌株の種類の違いにより発症するまでの期間は大きく左右されると考えられるため、その幅は数時間~数週間と長く、原因食品の特定が困難な場合もある。主に、胃腸炎症状。まれにインフルエンザ様症状。重篤な場合、脳脊髄膜炎などの神経系統症状。母子垂直感染による流産。
  • 中間型
    • ウェルシュ菌 - 学校給食、料理作り置きなど保冷=解凍サイクルに乗じて増殖する。加熱調理・煮込み課程において不活化を免れた芽胞が保冷サイクルにおいても生存し、解凍時の加熱によって食品内で増殖する。経口時までに活性量の芽胞・菌体量が確保されることにより体内に侵入、消化刺激から芽胞を形成するときにエンテロトキシンを生成し発症する。芽胞+, 耐熱性 潜伏期間8-24時間
    • セレウス菌 - 芽胞は100℃ 10分の条件でも不活化されず、熱後においても芽胞を形成し体内に侵入、下痢・嘔吐等の発症にいたる。
 くれぐれも”なまもの”には気をつけ、できれば火を通して新鮮な物を食べましょう。
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そして楽しい食生活を通して、うっとうしい梅雨の季節を乗り切りましょう。

 今日は年に1度の同窓会がありました。名誉会長の白鳥先生もお元気でいらっしゃいました。今年は新入医局員が6名と最近の外科にはまれなほどたくさん入局しうれしい限りです。研究の方もIPS細胞などますます進めていただきたいと思います。
 懇親会では久しぶりの先生方と楽しいひと時でした。やはり開業していると他の先生方と話をすることが少なくなるため、いろいろ情報が入って面白いものです。
                                 
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p.s. 山田先生! 今年も写真撮ってアップしときましたよ。

 今日は午後1時半から御所消防署および地元戸毛の消防団の方々のご協力のもと、当院にて防火訓練を指導していただきました。あくまで訓練なので緊迫感はありませんでしたが、避難訓練や消火作業などいい経験でした。しかし、いつ火災が起こるかわかりません。患者さんの非難誘導のシュミレーションも大切だと思いました。
 火の用心。  自宅の消火器どこにあるかちゃんとイメージ 1
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把握してますか?使用期限の確認もお忘れなく。

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