2009年10月

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 今日は夕方からから奈良の新公会堂で、肛門疾患の勉強会がありました。肛門疾患は身近な疾患で多くの方々が悩んでおられます。また専門医の間でもその治療方法については多くの議論がなされている分野です。このような中、奈良県内で肛門疾患を中心とした勉強会がないということから出来上がった勉強会でした。
 思ったより大勢の先生方が参加され、会場もあふれ椅子がない状態でした。肛門疾患の専門医の先生方も多く参加されていましたが、そうでない先生方も多く、やっぱりみんな興味があるのかなあと思いました。予定時間も1時間近くもオーバーし、大盛況でした。
 肛門疾患はたった約2cm程度の範囲なのに非常に奥深くいろんな病気があります。医師国家試験でも、せいぜい1問か2問程度しか出題がないくらい簡単に済ませてしまっていた分野ですが、専門医として日常的に診療したり、研究会などに参加すると本当に奥深いものだと痛感します。
 この分野はどうも恥ずかしく見せたくないところでありますが、困っている人は多いはずですし、絶対「まあ痔だろう。」と勝手に判断しないようにしてください。必ず専門医に相談することです。
 今月31日にも追加講演として肛門疾患についてまたお話させていただきますので宜しくお願いします。

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 10月14日(水)-17日(土)、第17回JDDW(Japan Digestive Disease Week:日本消化器関連学会週間)が京都で開催されました。
 第51回日本消化器病学会大会・第78回日本消化器内視鏡学会総会・第13回日本肝臓学会大会・第47回日本消化器がん検診学会大会・第40回日本消化吸収学会総会の5つの学会の合同で行われるもので非常に大きな規模の学会です。
 16-17日の2日間、代診をお願いして京都までいってきました。久しぶりに学会で少々疲れましたが勉強になりました。内視鏡関係の内容を主に聞いてきました。発表は、ほとんどが大学病院や総合病院、市中病院などの施設がほとんどですが、クリニックを対象とした内容のセッションは非常に参考になりました。
 また全国から内視鏡のスペシャリストが集まっており、いい刺激になりました。もっともっと施行件数を増やし、一般病院と肩を並べれるくらいに、より確実に・安全に行えるよう頑張っていこうと思います。医療機器は最新の機種が展示され、思わずほしくなるものもいくつかありましたが、高い高い!
 また明日から現場にもどりますが、宜しくお願いします。来月の6日(金)-7日(土)も日本大腸肛門病学会のため福岡に学会参加の予定です。御迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

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 本日は第2回公開講座に多数の方に御参加いただきまして誠にありがとうございました。「生活習慣病」・「大腸肛門疾患」・「新しいの傷の治し方」をお話しさせていただきました。
 参加していただいた皆様には少しでもこれらのことに興味を持っていただき、知識を深めてもらえたらと思います。
 また10月31日にも同じ内容で予定しておりますので、そちらもよろしくお願いたします。
 そしてまた機会をみつけていろいろなお話をさせていただけたらと考えております。

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