思ったより大勢の先生方が参加され、会場もあふれ椅子がない状態でした。肛門疾患の専門医の先生方も多く参加されていましたが、そうでない先生方も多く、やっぱりみんな興味があるのかなあと思いました。予定時間も1時間近くもオーバーし、大盛況でした。
肛門疾患はたった約2cm程度の範囲なのに非常に奥深くいろんな病気があります。医師国家試験でも、せいぜい1問か2問程度しか出題がないくらい簡単に済ませてしまっていた分野ですが、専門医として日常的に診療したり、研究会などに参加すると本当に奥深いものだと痛感します。
この分野はどうも恥ずかしく見せたくないところでありますが、困っている人は多いはずですし、絶対「まあ痔だろう。」と勝手に判断しないようにしてください。必ず専門医に相談することです。
今月31日にも追加講演として肛門疾患についてまたお話させていただきますので宜しくお願いします。