2009年01月

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 ここ最近特に、インフルエンザの患者さんが急増しています。今がピークでしょう。写真のインフルエンザ判定迅速キットは当院でも採用しているものですが、なかなかのすぐれものです。とりあえずA型・B型は判定可能で、正診率も高いです。
 
 某新聞によると、インフルエンザ治療薬「タミフル」が効かない耐性ウイルスが多くで検出されているそうです。その「Aソ連型」が今シーズンの流行の主流になりつつあるらしいです。
 今月18日までに全国776人の患者さんから検出されたウイルスを調べてみると、Aソ連型413人(53・2%)、A香港型281人(36・2%)、B型82人(10・6%)だったそうです。また、23都道府県のAソ連型患者121人のウイルスを調べると、1人を除き99・1%で耐性化していたとのこと。今月16日の発表では、Aソ連型の割合は36・2%で、耐性化ウイルスが見つかったのは11道府県で、その割合は97・1%だったそうです。
 
 治療薬にはタミフルのほかに「リレンザ」があり、インフルエンザワクチンは耐性化したウイルスにも有効であることが確認されているようです。
 
 しかし、当院のインフルエンザの患者さんを診ている限りでは、だいだい投薬後2~3日で症状は軽快しているように感じます。

  いずれにせよ、ふだんからマスクをして、普段から手洗いとうがいを徹底しましょう。

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 1月17日(土)と18日(日)の2日間、大阪国際交流センターにて第22回日本消化器内視鏡学会近畿セミナーを受講してきました。17日(土)は外来を途中で終了させて頂いたことを深くお詫びいたします。ご迷惑をおかけいたしました。
 さて、今回はいつもお世話になっている健生会土庫病院奈良大腸肛門病センターの稲次直樹会長のもとに開催され、無事終了しました。2日間で約11時間の集中セミナーで非常に勉強になりました。胃・食道・胆道・小腸・大腸・直腸・肛門・病理の分野の各スペシャリストの先生方の講演でどれも充実した内容でした。土庫病院のスタッフの皆さんお疲れ様でした。当院の規模は小さいですが、やはり第一線の施設に見習って頑張っていきたいと思います。

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明けましておめでとうございます。年も新たに心機一転、今年はいろんなことにチャレンジしながら頑張っていきたいと思います。医療業界はまだまだ冬の時代が続くようですが、そんな寒さを吹っ飛ばせるよう患者様により良い医療を提供できるように努力していきたいと思います。1月5日から診療開始ですので今しばらく充電しておきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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