2008年11月

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本日H20年11月28日、日本大腸肛門病学会認定施設の認定証が送られてきました。今年の春に同学会の指導医の資格を取得し、今後ますます大腸肛門疾患が増えてくることが予測され、これらの分野を幅広く進めるために申請しました。認定施設は全国で387施設(今年の1月現在)あり、今回の申請で奈良県では4施設目になりました。奈良県立医科大学附属病院・奈良県立奈良病院・特定医療法人健生会土庫病院とならび、診療所初の医療法人榎本医院が4番目に並びました。規模は小さいですが、コツコツと症例数を伸ばして専門分野に力を入れていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。

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 先週あたりからインフルエンザの予防接種のために来院される患者さんがかなり増えてきています。当院ではまだ感染患者さんは発生しておりませんが、今日はすごく寒く、このあと風邪ひきも増えるだろうし、これから冬本番にむけてインフルエンザ感染の患者さんが増えるとことが予想されます。
 毎年、予防接種されていない感染患者さんがしんどそうに来られるのをみていると、「なんで予防接種せんかったんや!」と思わず言ってしまいます。
 まだの方はお早めに。

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 本日午後に、某製薬会社さんの協力より勉強会をしていただきました。とはいっても、お薬の説明がメインではなく”体験学習”です。
 『高齢者疑似体験』をさせていただきました。なにやら怪しい眼鏡をスタッフがかけていますが、これは白内障の患者さんの眼の状態をそっくりにした眼鏡らしいです。はっきり言って全然見えません。景色全体がかすんでいて、暖色系の色は、見えにくく、特に黄色は見えないです。お年寄りが見えていないのがよく分かりました。また高齢者疑似体験用グッズを全部装着してみました。手先が自由にならない手袋で、手の動きや感触まで制限されてしまい、また足の関節は自由に動けなくされ、重りの入ったベストで腰もうまい具合に高齢者っぽく曲がりました。最後に杖をついて「はいっ!ポーズ??」です。これで立派な高齢者擬似モデルの完成です。このベストも最初はいいですが、だんだん背中が曲がってきます。
 高齢者の方々はいつもこんな状態で毎日を過ごされているのかと思いました。いつも患者さんの立場になって考えているつもりでも、まだまだ全然だよということが分かりました。今日の勉強会は明日からの診療に大きく役立ちそうです。○○製薬さん、ありがとうございました。

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