今日は午前診終了後、すぐに大阪に向かいました。大阪アルツハイマー病研究会というもので初めて参加しました。この分野は専門外の領域ですが、これを機会に知識を深め、臨床の現場に反映したいと思います。専門外とする開業医の先生から大学病院・総合病院の専門とする先生方まで幅広く参加されており、なかなか熱心な研究会でした。
 今、このアルツハイマー病の分野では新しい治療薬が多く開発されてきたので、その特性を生かしながら上手く使い分けをしなければいけません。そのためにも外来での診察だけでは不十分で、地域密着型の診療所という立場を生かし、時には外来の枠を超えて、患者さんはもちろんのこと、介護にあたる家族・介護スタッフとの連携を十分に取り、本当の病態を把握する必要があると思います。そんなことを痛感しながら講演を聴いてました。
 アルツハイマー病の予防に関しては、症状が出現するもっと早い段階からその変化が現れているようで、その時期から診断できるようなマーカーなどが開発されれば予防も期待できる様です。早く臨床に反映されればと思います。イメージ 1