2010年01月

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 がんを予防する初めてのワクチンが昨年12月、発売されました。今日の朝日新聞にも掲載されていました。当院でも今年からこのワクチンを導入し、開始しております。海外ではすでに100カ国以上で使われているようです。
 現在のところ、費用は自己負担で1回目の後、1ヶ月後に2回目、半年後に3回目の接種を行います。合計3回で、1回あたり15,750円(税込)となり3回で47,250円(税込)になります。他のワクチンに比べ費用がかなり高額ですが、がんの予防ワクチンとしては初めてでもあり、この接種と子宮がん検診とを合わせると100%近くがん予防できるといわれているため、このことを考慮すると決して単純に高額と言ってしまうものでもなさそうに思います。
 朝日新聞によると、毎年10,000人以上が子宮頸がんになり、約3500人が亡くなるとのこと。罹患率は20から40歳代で増えています。
 原因は99%がヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)の感染が原因。このウイルス(16型と18型のHPV)に対するワクチンが「サーバリックス」(英グラクソ・スミスクライン社)というものです。HPVは女性の8割以上が生涯に1度は感染するらしく、大半は自分の免疫によりウイルスは消滅するとのこと。しかし10人に1人程度は感染が持続し、前がん病変となりそのまた10人に1人はがんになるという。
 HPVは性交渉で感染し、性行動を開始する前の年齢で接種すれば効果は大きいでしょう。10歳から適応があり、ウイルスの抗体が最もよくできるのは10から15歳で、性行動の開始後の年齢でも効果はあるとされています。
 しかし忘れてはならないのは、子宮がん検診です。これを併用してがん予防に努めましょう。
 現在、ワクチン接種受付中です。詳しくは当院まで。

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 Dr. Holidayという医師向けの雑誌があるんですが、その新年号に当院が掲載されました。医師の休日の過ごし方や趣味とか特集で地方の開業医さんの紹介とか載ってる雑誌のようです。昨年秋に新年号に奈良県の特集を組むので是非取材させてほしいと強い要望があり、軽く引き受けてしまいました。ちょうどいい機会だし、うちのことを他の開業医の先生方に知っていただくのもいいだろうと。
 取材の日は、できるだけ大勢に集合してもらい外来が終わるやいなや集合写真で「はい、ちーず。」って感じでした。後は僕も名誉院長も看護師主任も言いたい放題いろんなことをしゃべってましたが、さすがはプロ。写真もコメントも「うまくまとめたな!」といった具合です。
 まだまだ始まったばかりの新体制ですが、本年もがんばっていきますのでよろしくお願いいたします。

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 あけましておめでとうございます。今年もいろんなことにチャレンジしてスキルアップしながら頑張っていこうと思いますのでよろしくお願い致します。
 専門領域をさらに強化しながらも、いろいろな疾患に幅広く対応できるよう、また患者さまサービスを徹底し、満足度アップを目指してスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願い致します。
 今年も1月5日(火)から通常通り診療開始です。

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